ある日誰かが自分の家の鍵をいじっている場面に出会ったら、「何をやっているんだ!」という怒りの感情よりも恐怖が先に来てしまいますよね。
実際にあったケースと、鍵屋さんの対応についてご紹介したいと思います。
事件!玄関の鍵を誰かがいじっている!
小さい子供と夫婦の家族で住んでいる自宅のアパート。オートロックはなく、1階の玄関は外廊下に面しており、他人でも簡単に通ることはできてしまいます。
そんなある日、買い物から帰られた奥様が見たのは、知らない人が家のレバーハンドルをいじっている場面。何かあったのかと思い声をかけると、その人は一目散に逃げて行ってしまったそうな。
幸いドアの鍵などは破られていなかったものの、だんだん恐怖を感じた奥様。家の防犯を上げたいと思い、鍵屋さんに依頼したのでした。
間違いなく家に入り込もうとしていたであろう不審者。
家の鍵が開いていないかレバーハンドルを動かして確かめていた場面だったかもしれない。はたまたピッキング技術を持つ空き巣で、奥様が買い物に出かける時間を知っていて入り込もうとしたかもしれない。
いずれにしても、旦那様が仕事に出ている時間帯で奥様一人となる時間は大変危険です。すぐに防犯の強化が必要になります。
鍵を増やして泥棒対策
鍵を増やす、というのは警視庁もすすめる防犯対策で、玄関には一般的には1つの鍵がついていますが、新たに鍵をもう1つ取り付けることとなります。
鍵を増やすメリット
鍵を増やすとなぜ防犯対策になるかというと、物理的に開けなければならない鍵が増えます。そうすると泥棒も壊す鍵が増え、なおかつ時間もかかります。時間がかかると近所の人に見つかる可能性も高くなり、鍵を壊す時の音も大変目立ってしまいます。こうしたリスクが高い家を泥棒があえて狙ってはこないので、まずは狙われにくくなるメリットがあるのです。
また、もともとついていた鍵が防犯性の弱いものだったら、新しい鍵の方を防犯性の高いものにしてカバーできます。こちらの奥様は、鍵を増やしたいと考えていらっしゃったため、増やした方の鍵は防犯性が高いWEST社の554補助錠になりました。
鍵屋さんが、背の低い奥様のことを考えられて少し低めに設置してくれています。交換にかかった時間も50分程、すぐに対策が出来て良かったですね!
奥様も、『もっと早くに頼めば良かった』『これで安心して外出できる』と仰られていました。もし同じようなケースにあった方は、鍵を交換したり新しい鍵を取付けたりして対策していくと良いでしょう。